Steve Perryの10月5日に発売される24年ぶりのアルバムから、先行の三曲目のビデオクリップが公開されました。
三曲目のタイトルは We’re Still Here です。日本語にすると”まだここにいるよ”って感じですかね。
ベースが弾く暗めのINTROから始まるこの曲ですが、サビで歌がすーっと歌い上がっていく感じ、なつかしい。
あの男が本当に帰ってきたてという感じです。
初めてサビに入るところを聞いたときは背筋に寒気が走りました。
歌もさすがです。69才ブランク24年としては驚異的に声質/音域ともを保っているといえるでしょ。
私はこの曲を一番最初に、発表するべきだったと思ってしまったりします。
この曲の歌詞を見ていただきたいのですが:
Under neon lights,
we claim this town
No one can take us down
No, not tonight
City Boys and City Girls
Runnin’ Wild
Burning like a fallin’ star
Golden stardust,
that’s what we are
Young voices carry on
Come together in the same ole song
次にDon’t Stop Believin’
の歌詞の一部をご覧ください。
Just a small town girl
Livin’ in a lonely world
She took the midnight train goin’ anywhere
Just a city boy
Born and raised in south Detroit
He took the midnight train goin’ anywhere
類似する部分がありますね。
City Boys and City Girls(small town girl と city boy)が今もまだいるんだ。
今も昔と変わらず夢を追いかけて走り回ってるんだ、って
歌ってるんじゃないかと思う感じです。
そのBoys & Girlsは、
今もまだ活動を続けてるPerry自身と
Journeyのことでもあり
Don’t Stop Believin’をこの現代において各社ダウンロード回数歴代トップのリストに入るほどの
マンモスSONGに押し上げてくれた昔からのファンと、
今の若者たちの事なのではないかという気がします。
”Come together in the same ole song”(昔からある古い曲の中でみんなが一つになる/一緒になる って意味です)
の中の”Same old song”は Don’t Stop Believin’を
指していると思われますね。
この2曲には類似する歌詞がほかにもたくさんあります。
それにサビ前半のコード進行の中に輪唱するかのように”Don’t Stop Believin’の歌詞/メロディーが乗っかりますね。これは単なる偶然でしょうか。
さらに今思いましたが、この曲のベースのいINTROもDon’t Stop Believin’のピアノの同じ音を反復するあのINTROを意識したものかもしれないですね。
こちらはマイナー(暗め)な感じのスタートですが。
今回のアルバムとにかく素晴らしいのは、歌詞がいいです。ストーリーが見えてきます。
JOURNEYのPERRYの歌詞はやれ産業ロックだ、ARENA ROCKだって言われてきましたが、
今ここでこのTRACESってアルバムにつなげてみるとぜんぜんそうではないですね。
韻を踏んだり、哲学的だったりするとこがないだけで、人としてはすごい深く素直なところで歌ってきた気がします。
アルバムが早く聞きたいですね。噂によると、ここ数年ですでに50曲くらい録り貯めているそうです。
次のアルバムもそう遠くない気もしたりします。