Dan Fogelberg – Same Old Lang Syne1

さて、前の記事で書いた、私の一部であるかのように好きな曲とは Dan FogelbergのSame Old Lang Syneです。 時間があれば対訳を書きたかったのですが、今から書いているとクリスマスが明けてしまうので対訳ではなくこの曲の ストーリ―を書きますね。 この曲の歌詞のエピソードは実話なんです。 高校時代の彼女と彼氏が、クリスマスイブに偶然にばったり再会した時の実話だったんですね。 大分後まで誰もそれは知らなかったのですが。 音楽でそこそこ成功しはじめていたDanは、1976年のクリスマスイブに家族とクリスマスを過ごすために地元(故郷)に戻ります。 実家でアイリッシュコーヒーに入れる生クリームがなくてDanは近くの食料品店に買い物に行きます。 その時、同じ店内にいた高校時代の彼女Jill Greulich に再開します。 Jillも家族とクリスマスを過ごすために地元に戻ってきていたのです。 Peorira Illinois州 1975年 クリスマスイブの出来事です。 雑貨屋で彼女を見つけた、 Danは彼女の近づき、そっと彼女のと袖もとに触れたそうです。 最初はDanがだれかわからなかった彼女でしたが、すぐに目を見開き それが昔の彼氏のDanであることに気が付いたそうです。 彼女はDanを抱きしめ、その時にハンドバッグの中身が床にこぼれて、それで二人で笑って泣いて。 彼女の買い物の会計が終わるまで二人で話して、それからどうしてよいかわからず、 バーでも見つけて飲みながら話そうってことになって、 外に出たものの、その日はクリスマスイブ、営業しているバーなどなく、 二人はJillの車の後部の座席にすわって、話すことにします。 二人は後部座席で、食料品店で買ったビールで二人の再開に乾杯し、 お互いの知らない、時代について夢中で話し合います。 歌詞では終始、再会した二人のこういった時の良い意味でのぎこちなささや、 当惑が描写されています。 彼女は建築家と結婚したこと、ともまじめな人で、ちゃんと生活してるって。。 そしてレコード店でDanの写真を見かかて、きっといろいろうまく行ってるんだろうなって思ってたことなど。 Danは音楽生活について語り、ツアーの旅生活の過酷さなどを話したり、 夢中に二人の時間を取り返すように話したそうです。 知らなかった時間について聞いて、話せる喜びと、知らないことを聞かされる痛みがうまく表現されています。 やがてビールも無くなり、一気にいろいろ話しすぎて、話す事もなくなってしまいます。 もっと話してたかったけど、その場ですぐに話す話もなくなって、気まずくなってしまったのでしょう。 Danは車をおります。その時に彼女は軽くDanにキスをして、そして車で家へ帰っていきます。 歌の中のストーリはこれで終わります。 — それから5年たったある日、JillはDanの新曲をラジオで耳にします。 その曲がSame Old Lang Syneです。 Jillは、この曲を聞いた瞬間にすぐにこの曲が自分のことだってわかったそうです。 でも決して、それを口外することはありませんでした。 この時彼女はすでに離婚していたのですが、 Danの家族の事を思って話す事はなかったそうでう。 曲は大ヒットし、Dan Fogelbergの方も様々なインタビューで、この曲は実話なのか?…