STEVE PERRYの24年ぶりにアルバム「TRACES」のアルバムアートについての
第2弾です。(第一弾はこちらです)
ここに書くことは、私も含めていろいろな方の推測で、あくまでウワサですので、
そのつもりで見てください。(笑)
↓ここに見つけた中では最大サイズのジャケットの画像があるので、これを見ながら読んでいただくと良いかもしれません。
http://forums.stevehoffman.tv/threads/new-steve-perry-album-traces-coming-october-2018.769196/page-12
- 外周に生い茂っている木はベイエリアに生息する樹木である、CALIFORNIA SYCAMOREという木ですね。黒い実みたいのの付き方が特徴的な木で、秋に葉が赤く色づく木です。https://www.sactree.com/shady80?search&smud=1&id=58
- ギターの横にある地球は間違いなく、INFINITYの頃から使われているJOURNEYのシンボルで、そこから何かが飛び出して、光を放っているような構図になっています。この飛び出した光はPERRY自身を表しているのでしょう。そこから投影されたような光がその上のSTEVE PERRYの文字になっている感じですからね。
- その地球の斜め下には白い粉が盛られていて、そこから白い粉の筋ができていて、その先に骸骨が散乱しています。これはドラッグを表しているのでしょう。誰かを具体的にイメージしているのかもしれませんが、横のマイクや、レコードなどと合わせてみると、PERRYの見た音楽業界を表しているのかもしれないですね。
- ヤシの木というのは、実が落ちてそれがまた木になるところから、symbol of resurrection(”蘇生の木”と言ったらいいでしょうか)という意味があるようです。なので、ジャケットの中でも、ヤシの実が一つ落ちて、そこから芽が出ていますね。さらに上の方でやはり蘇生を意味する不死鳥(フェニックス)とヤシの葉を重ね合わせているのですが、ヤシの実の中にも、不死鳥のような青い何かが宿っていますね。ここはこの理解で正しいような気がします。
- ハイヒールの女性の奥の方、スタジアムの前に黒っぽい
4-5人組(拡大してみたところ4人ですね)と、赤っぽい3人組がいます。最初は4人組はJOURNEYの方々かなと思ったのですが、これはスティーヴ・ペリーが大好きで、よく聞いていたアーティストたち見たいですね。SAM COOKEとSUPREMES(DIANA ROSS)ではないかと思っています。PERRYの源流の一つはMOTOWNサウンドなんですね。SAM COOKEの方は一人で活動する前は、”The Soul Stirrers”というグループに所属していたのでその4-5人なのではないかと思われます。この方々ですね。(人数は時期によって異なるみたいです)
Supremesと思われる方は、この時期のイメージそのままですね。 - 前回「STEVE PERRY – 4曲目がPREVIEWできるビデオクリップ」で書きましたが、橋の上には小さいですが黒い服と、赤いドレスの男女が向かい合っていて、そのすぐ下には、横倒しになった水瓶がありそこから水が出ています。水瓶の水は絶えることなく出てきます。これは絶え間なく流れ出す愛を表しているのではないかと思うのですね。そしてその水は川になり(RIVER OF LOVE?)その水辺にヤシの木やヤシの芽が育つような描写なのでしょうか。
- さて、今のところ一番わからないアイテムのうちの一つが、この川の流れつくところにある象の石像みたいなものです。インド、アジア系の象の石像に見えますが、これは思い出の品物なのか、それともこれ自体に何か象徴的な意味があるのでしょうか?。知っている方がいたら教えてください(笑)
- まああとは小さい部分になりますが、STEVE PERRYの上の目は Eye of Providence(プロビデンスの目)的なものではないかと思われます。Eye of Providenceとは神の全能の目を表しますが、この目はどう見ても女性の目ですね。PERRY/JOURNEYの最後のアルバムのヒット曲”When you Love A Woman”の中に”You see your world inside her eyes” (彼女の目の中に自分の世界が見える)と歌っていますが、それを表しているのでしょうか。
- そしてその上には下側に光が当たった月がありますね。これは夜明けみたいな雰囲気ですかね。
- その右側には飛行機が飛んでいます。私も知らなかったのですが、PERRYは飛行機が大嫌い、飛行機に乗るのは相当の覚悟が必要だったそうです。それを表してるのではないかと言っている人がいました。なので、最初の頃のツアーは全米中心、それも全部ツアーバスだったのでしょうか。あとJOURNEYの海外公演がとても少ないのもここに原因があったのですね。日本へは来てくれましたがヨーロッパはほぼ行っていなかったと思います。
- 最後にここはもっと最初に取り上げるべきでしたが、STEVE PERRYの文字の回りは、Crown of thorns(いばらの冠)で囲まれています。これはPERRYにとって歌うことは痛みが伴うことであることを象徴しているのでしょう。PERRY/JOURNEYの最後のアルバムタイトル ”Trial by fire”(意味的には、その人の真実を表すために火にさらされる審判 みたな感じですね)の意味に通じる感じもありますね。今回はそれにさらに亡くなられたKellieさんの事を思い歌っているのでしょうから。
今日はここまでです。