STEVE PERRYの新作「TRACES」が発売されたら、もっとアルバムのカバーについていろいろ情報が出てくるかと思いましたが、発売されてからは意外と出てこないもので、PERRY自身のINTERVIEWなどもジャケットよりも今後の活動などに移ってしまい、このアルバムカバーについての本人のコメントは意外と時間がたたないと出てこないのかもしれません。

でもそんな中、私的には最大の謎であった一房の光っているブドウの謎は解けたのではないかと思っています。
あくまで個人で書いたメモですので、そういうつもりでお読みくださいね。

あれからなかなか情報は出てこないのですが、今の段階で書けるものを何点か書きました。

 

まずフロントジャケットの女性の近くにある物について何点か、

  • 右下のアジサイとエレキギターの間には、絡まって束になったようなケーブル類がありますが、PERRYはJOURNEYに加入する以前に、音楽をやりながらいろいろな仕事をしていた時期があり、その時代にスタジオのエンジニアも一時期やっていたみたいです。
    このケーブルの束はその時代を象徴しているのでしょう。ちゃんとスタジオで使うようなXLR端子やフォン端子が描写されていたり、ジャケットを制作したJEFF WACKさん、描写が正確で細かいですね(写真ベースだとは思いますが)。それだけに裏面のドラムスティックの長さが違うのが余計気になります。ケーブルの束の中に何か青いものがあるのですが、これも何かが気になりますね。
  • 次にその上の火の出ているマイクと針が乗っているレコードについてですが、PERRYは17歳の時にはラジオ局のDJになりたかったみたいですね(エンジニアをやっていた以前の話みたいです)。SAN FRANCISCOまで行ってそのための試験も受けたみたいなのですが、その時は合格できなかったみたいです。だからマイクが燃えてしまっているのかわかりませんが。。いずれにしても言われてみればこのマイクはボーカルブースよりもラジオDJ的なマイクです。
    エンジニアもDJも音楽で成功したくて、そのためには音楽に近くて関連した仕事で、尚且つ音楽をやる時間が確保できる仕事をしたいという心理が当時のPERRYにはあったみたいです(仕事と言ってもアルバイトとしての仕事だったのかもしれませんが、アメリカはあまりその辺の表現上の区別がありません、少なくても一般的な話の中では)。
  • さてちょっと引っ張ってしまいましたが(笑)、一房のブドウについてです。
    最初は、できるはずのないところに思わぬ産物か何かが出来た様な出来事を表しているのかと思ったのですが、どうやら違うようです。
    以前にPERRYは、PERRYの継父のTURKEY FARM(七面鳥牧場、TURKEY RANCHと書かれている場合もありますが)で仕事をしていた事について書きかましたが、その時代にPERRYは継父からいろいろなことを教わったそうです。その中の一つが大工仕事というか、木工というか、物づくりで、よく継父の牧場の納屋(小屋)の修理も自分で小まめに行っていたようです。ジャケットの裏面にも描かれているている納屋だと思います。
    その時代にPERRYは自分でものを作ることを覚えて、ある時、祖父母のためにブドウの房がたくさんついたランプを作ってあげたそうです。それが評判が良くて、そのあとも何個か作って、お小遣い稼ぎに人に売っていたことがあるようです。だからブドウは光を放っているんでしょね。ランプなんですね。
    その近く、木の隙間から見える顔はPERRYの祖父ではないかとうわさされていますので、その点からもこの解釈が正しい気がします。
    こういった感じの物であった可能性が高いです。
    https://www.google.co.jp/search?q=Grape+Swag+Lamp&safe=off&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwilqP_Ek5XeAhVTZt4KHdfXBFkQ_AUIDigB&biw=1552&bih=791
    GRAPE SWAG LAMPというみたいで当時CALIFORNIAに多かった HIPPIEの間ですこしだけ流行っていたランプみたいです。
    PERRYさんのブドウのランプ、今はどこにあるのでしょう。残っているのでしょうか。。

きょうはここまでです。
あくまで個人で書いたメモですので、そういうつもりでお読みくださいね。

そのブドウがFEATUREされたビデオです。
STEVE PERRY - WE FLY

 

 

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