食べる物に関して、やれあれが危険だ、これは食べないほうがいい
などとあまり過度に神経質になるのは嫌いです。
だから例えトマト缶が体に悪くても、養殖されたサーモンを食べるのは危険といわれても、
たまにしか摂取しなければ、まあ大丈夫だろうと思っています。
本当に心配するべきは毎日、毎日、口にする物です。
そういうものは本当に気を付けたほうがいいと思っています。
それだけにこのニュースは心配ですね。
市販されている、ペットボトル入りのミネラルウォーターの90%以上から、
微細なプラスチック粒子が見つかっているそうです。
もうちょっと大げさな言い方をするとマイクロプラスチックによって我々が日常的に
買っているペットボトル入りミネラルウォーターは汚染されているそうです。
そして我々はこれを飲んでしまっているそうです。
これを発表したのはWHO(世界保健機関)であり、報道しているのは
BBCやNEWSWEEKです。
最近プラスチック製のストローによる世界的な海洋汚染を初めとして、
目に見えないところで、プラスチック、マイクロプラスチックが世界中に蓄積されて
様々な生物に致命的なダメージを与えているのでは、というニュースが報道されていますが、
まさか私たちの飲んでいる水までもが汚染されているとは。
これはショックですね。
ペットボトル入りのミネラルウォーターといえば、あらゆる食品や飲み物の中で
もっとも安心だと、これなら間違いないと思っているような商品です。
そういう信頼のあった商品に裏切られた気分ですね。
人体に与える影響はまだよくわかっていないというのが事実みたいです。
まあでも良い訳はないですね。
ペットボトルに詰めてから中でプラスチックの粒子がフタなどから
落ちて水に混入するのであれば、きちんと製造工程でとりのぞいてから、
パッケージングすることは可能だと思うのですがどうなのでしょう。
詳しくはこちらなどに書かれています。
https://www.bbc.com/japanese/43411773
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10862.php
ここでペットボトルの緑茶には、入っていなかったなんてことになるとお茶が売れるんでしょうが、
たぶん一緒でしょうね。